ソフトウェアパッケージ
業務で使うソフトウェアをゼロから自社開発するには、多大な時間と費用がかかります。そこで、多くの企業や個人は、あらかじめ開発・販売されている既製品のソフトウェアを利用します。こうした既製品のソフトウェアをソフトウェアパッケージと呼びます。ここでは、代表的なソフトウェアパッケージの種類を学びます。
オフィスツール
Section titled “オフィスツール”業務で日常的に使われるソフトウェアの総称をオフィスツール(オフィスソフト、オフィススイート)といいます。文書作成、計算、発表資料の作成など、デスクワークに欠かせないソフトウェアがまとめて提供されています。代表的な製品にMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)やGoogle Workspace(Googleドキュメント、スプレッドシートなど)があります。
オフィスツールは主に以下の4種類で構成されています。
| 種類 | 主な用途 | 代表的な製品例 |
|---|---|---|
| ワープロ(文書作成ソフト) | 報告書・企画書・手紙などの文書作成 | Microsoft Word |
| 表計算ソフト | データの集計・分析・グラフ作成 | Microsoft Excel |
| プレゼンテーションソフト | スライドを使った発表資料の作成 | Microsoft PowerPoint |
| データベースソフト | 大量のデータの蓄積・検索・管理 | Microsoft Access |
ワープロ、表計算、プレゼンテーションの各ソフトについては、それぞれ個別のページで詳しく解説します。
グループウェア
Section titled “グループウェア”グループウェアとは、組織やチーム内の情報共有やコミュニケーションを支援するソフトウェアです。複数の機能が統合されており、業務の効率化やチームワークの向上に役立ちます。
グループウェアに含まれる主な機能には、次のようなものがあります。
- 電子メール:メンバー間でのメッセージのやり取り
- スケジュール管理:個人やチームの予定を共有・調整
- 掲示板・チャット:情報の告知やリアルタイムのコミュニケーション
- ファイル共有:ドキュメントや資料の一元管理
- ワークフロー:申請・承認などの業務手続きの電子化
代表的な製品としては、Microsoft 365(旧Office 365)、Google Workspace、サイボウズなどがあります。
ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)は、企業の経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を一元的に管理するためのソフトウェアパッケージです。会計、販売、在庫、生産、人事などの業務を統合的に扱い、部門間のデータの整合性を保ちながら経営全体を効率化します。
従来、各部門がそれぞれ別のシステムを使っていると、同じデータを二重に入力したり、部門間でデータの食い違いが生じたりする問題がありました。ERPを導入することで、一つのデータベースにすべての業務データが集約され、リアルタイムに経営状況を把握できるようになります。
代表的な製品としては、SAP S/4HANA、Oracle ERP Cloudなどがあります。
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