ソフトウェア 概要
ソフトウェアは、コンピュータを動かすためのプログラムやアプリケーションについて学ぶ分野です。OSの役割や機能、日常的に使う表計算ソフトやWebブラウザの仕組み、オープンソースソフトウェアの考え方まで、幅広い内容をカバーします。普段パソコンやスマートフォンで何気なく使っている機能の裏側を理解することで、より効率的にITを活用できるようになります。
この章で学ぶこと
Section titled “この章で学ぶこと”- OSの必要性 — なぜコンピュータにOSが必要なのか、OSがない場合の問題点と、OSが果たす「ハードウェアとアプリケーションの仲介役」としての役割を学びます。
- OSの機能 — タスク管理(マルチタスク)、メモリ管理、仮想記憶、ファイル管理、入出力管理など、OSが提供する主要な機能を学びます。
- OSの種類 — Windows、macOS、Linux、iOS、Androidなど、代表的なOSの特徴と用途の違いを学びます。
- ファイル管理 — ディレクトリ(フォルダ)構造、絶対パスと相対パス、ファイルの拡張子と関連付けなど、ファイルシステムの基本を学びます。
- バックアップ — フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップの違いと、データ保護の考え方を学びます。
- ソフトウェアパッケージ — アプリケーションソフトの分類や、市販ソフトとカスタムソフトの違いを学びます。
- 文書作成ソフト — ワープロソフトの主な機能と文書作成の基本を学びます。
- 表計算ソフト — セル・数式・関数・グラフなど、表計算ソフトの基本操作と主要な関数を学びます。
- プレゼンテーションソフト — スライド作成ツールの基本機能と効果的なプレゼン資料の作り方を学びます。
- Webブラウザ — Webブラウザの仕組み、Cookie、キャッシュなどの関連技術を学びます。
- オープンソースソフトウェア — OSSの定義、代表的なOSS(Linux、Apache、MySQL等)、ライセンスの考え方を学びます。
押さえておきたいポイント
Section titled “押さえておきたいポイント”- OS(オペレーティングシステム):ハードウェアとアプリケーションの仲介役として資源管理を行う基本ソフトウェア
- マルチタスク:複数のプログラムをCPUの高速切り替えにより「見かけ上同時に」実行する仕組み
- 仮想記憶(仮想メモリ):補助記憶装置の一部を主記憶の延長として使い、見かけ上のメモリ容量を増やす技術
- スワッピング:主記憶と補助記憶の間でデータを入れ替えること / スラッシング:スワッピングが頻発して処理が極端に遅くなる現象
- 絶対パス:ルートディレクトリからの完全な経路 / 相対パス:現在のディレクトリからの経路
- フルバックアップ:全データをコピー / 差分バックアップ:前回のフルバックアップ以降の変更分 / 増分バックアップ:前回のバックアップ以降の変更分
- 表計算ソフトの関数:SUM、AVERAGE、IF、VLOOKUP、COUNTIFなどは試験で頻出
- セルの絶対参照(1)と相対参照(A1) の違い
- OSS(オープンソースソフトウェア):ソースコードが公開され、自由に利用・改変・再配布できるソフトウェア
- 代表的なOSS:Linux(OS)、Apache(Webサーバ)、MySQL/PostgreSQL(データベース)、Firefox(ブラウザ)
- Cookie:Webサイトがブラウザに保存する小さなデータ(ログイン情報の保持等に使用)
試験での出題傾向
Section titled “試験での出題傾向”ソフトウェアからは毎回3〜4問程度出題されます。特に表計算ソフトの関数・数式の問題は計算を伴うため、確実に解けるよう練習が必要です。また、OSの機能(マルチタスク・仮想記憶) に関する用語問題や、バックアップの種類(フル・差分・増分の違い)を問う問題も定番です。OSSに関しては、具体的なソフトウェア名とOSSの定義をセットで覚えておきましょう。